これが合格テキストだ!

さて、これまでご紹介してきたとおり、宅建は一般的なイメージ以上に難易度の高い国家資格ですから、学習に用いるテキストは慎重に選ばなければなりません。
巷には宅建対策の教材や講座が数多く出回っていますが、一つひとつを見比べてみると、本当に効率良く知識を習得できるような展開のものはごくわずかなのです。

宅建の難易度をクリアするために必要なこととはあくまで「合格点をクリアすること」、ただそれだけです。
何も満点を取る必要はありませんから、膨大な試験範囲をすべて完璧に覚えこむことはありません。むしろ、そういった完璧主義の心がけは、かえって学習効率を下げる原因ともなり得ます。
数ある教材の中には、かなり詳細な知識にまで触れているもの、たくさんの文字でいっぱいに解説しているようなものなど様々ありますが、これらの教材を手に取ったあなたは「自ら宅建試験の難易度を高いものにしている」と言っても過言ではないのです。

テキスト選びの際に注目しておきたいのは「テストに出題されるポイントがコンパクトにまとめられているかどうか」、すなわち「覚えやすいかどうか」です。
そのためには、すべての知識を網羅していることよりも、記憶しておくべきポイントが分かりやすくなっていることが重要になります。
また、文字だけではなく図表やイラスト、カラーなどで視覚的な理解を進めるような仕組みになっているかどうかも、意外と大切な要素となります。
文字ばかりの教材は、勉強した気分に浸らせてくれますが、記憶としては残りづらいものです。
コンパクト、フルカラー、図表入り・・・、難関国家資格対策としては少々心もとない感じではありますが、宅建対策にはかえってこのくらいが取り組みやすいと言えそうです。

予備校であれ、通信であれ、独学であれ、教材を比較する際には「分かりやすいかどうか」にポイントを置くと、必然的にそれは「自分に合ったテキスト」となります。
つまり、その教材を見て、宅建の難易度を実際よりも低く感じることが出来れば、それはあなたにとっての「合格テキスト」なのです。