不動産鑑定士に挑戦

資格取得前までは「これさえ合格できれば」と意気込んでいるものですが、いざ合格してしまうと「やっぱりこの資格だけで活躍は難しいかな」と誰しも弱気になるものです。
せっかく資格取得できても「宅建だけで年収増を目指すのは無理そう」という方は、また別の一手を考える必要も出てくるかもしれませんね。

宅建とのダブル取得で無理なく年収アップが期待できそうな資格の代表格といえば、何といっても「不動産鑑定士」です。
不動産鑑定士とはその名の通り、不動産の鑑定評価に携わることの出来る専門家のこと。
合格することで不動産の経済価値に関する高度な専門知識を有することが証明され、登録後には「不動産鑑定評価」という独占業務に従事することが可能となります。
実務の現場においては、鑑定評価後に不動産売買の媒介を依頼されるケースも少なくないため、宅建資格と取得しておくことでより一層スムーズな顧客対応が実現します。
宅建とのダブル取得が、年収増に大きく関わってくる可能性も非常に高いのです。

また、不動産鑑定士と宅建を併せ持つことのメリットは、年収面だけにとどまりません。
試験対策上においても、「宅建→不動産鑑定士」のステップアップは大きな意義を持つのです。
両資格の試験範囲に注目すると、その内容はかなり似通っていることが分かります。
具体的には、民法、借地借家法、区分所有法、不動産登記法、宅建業法、法令上の制限といった各分野が共通しており、宅建主任であれば既習の内容が不動産鑑定士試験で問われることになっているのです。
重複分野の割合は全体の60%にも上りますから、不動産鑑定士受験における宅建資格保有の実績は大きなアドバンテージになるのではないでしょうか。
その上、すでにご紹介したとおり鑑定士+宅建で年収増も見込めるわけですから、これは挑戦しないわけにはいきません。
宅建受験の勉強癖がついている早い段階で、次ステップを目指すのが得策。
より一層大きな飛躍を望むなら、この機会に少し頑張ってみてはいかがでしょうか?